半沢直樹、ドラゴン桜を買収か
令和版、ドラゴン桜の放送が始まりました。
出演者が冒頭から半沢直樹のキャストだらけで、
雰囲気も重々しく、理事長室がまるで頭取室のようでしたが、
放送前から感じていた違和感の正体がわかったような気がしました。
”令和版ドラゴン桜は大人がメインのドラマだ”
今回の生徒役は前作に比べるとルックスの印象が薄く、
派手な髪のエキストラはいても、メインキャストは皆
落ち着いた印象の生徒ばかりです。
そんな生徒たちが1話の中で既に万引きしたり、
桜木を追い出す策略を企てていたり、
桜木弁護士を陥れる敵役になっています。
桜木弁護士も、シーズン1以降、何度か東大特進クラス
を担当したようですが、そこで東大に行けなかった元生徒から
恨まれているという、ダークな過去が追加されています。
そんな過去もあったからでしょうか、
東大特進クラスの設立が決定した龍海高校の始業式で
「東大なんて行くな」
と前作を否定する衝撃的な言葉を投げかけます。
今作の桜木弁護士は前作にも増して金欠でやさぐれており、
これから彼を特進クラスの担任に復帰させるのも一苦労しそうな状態です。
そして、第一話の最後には彼を恨んでいる元生徒と、
弁護士になった長澤まさみ演じる水野の後輩である坂本が繋がっていることが
明かされ、
もう”落ちこぼれが東大合格を目指す青春ドラマ”
どころではありません。
日曜9時の枠ですから、池井戸潤に買収されてしまったということでしょうか。
出演者たちの気になる裏設定
ところで、龍海高校の理事長を演じる江口のりこさんはシーズン1では暴走族のリーダー役で出演していました(当時の役名は不明)
この設定が今後どのように影響するのかが気になるところであります。
サエコさんが特別出演されていたことから、シーズン1のキャストも何人か出てくると思いますので、出演者の関係も気になります。
令和版ドラゴン桜、
スマホやSNSのネタも盛り込み、シーズン1では学生だった皆が
大人になった現在をどのように描いていくのか、
本当に最後は生徒を東大に合格させられるのか。
賛否両論ありますが、いろんな意味でこのドラマの結末を
見届けたいと思います。
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