私の7割はエンタメでできている

発達障害と診断された自分がエンターテイメントに触れて、感動したことをレビューとして綴ります。

CMホントドッキリの本当の怖さ

今週の「水曜日のダウンタウンSP」で放送された”CMホントドッキリ"

 

この企画に私は来たる日の恐怖を覚えました。

 

まず、CMホントドッキリというのは、

 

本来なら”こんなCM本当はないのに、その撮影にいろんな仕掛けを加え芸人を弄ぼうというドッキリ”を、CMは本当に企業から依頼されている事案で、その中でドッキリっぽい演出を盛り込むことで、芸人たちに、これはドッキリなんだと錯覚させて疑ったりツッコミを入れたら本当のCMの出演権を失うという趣旨の企画でした。

 

 

今回は同番組のスポンサーでもあるコカ・コーラさんの「檸檬堂」のCMに”本当に”出演する芸人を選ぶ、スポンサー側からすればオーディションのような企画だったわけで、

 

バイきんぐ小峠

コロチキナダル

銀シャリ橋本

おいでやす小田

空気階段もぐら

 

の5名がエントリーされ、それぞれ別々に同じ内容のほんとドッキリを食らわせ、最後までドッキリを疑わなかった空気階段のもぐらさんがCM出演権を獲得しました。

 

 

 

この企画を見ていて思ったのが、

 

今後芸人たちは、CMドッキリを仕掛けられても、「これはもしかしたら水曜のホントCMかもしれない。」という警戒心を持って仕事をしなければならなくなったということです。

 

これはドッキリ業界に衝撃が走ったと言っても過言ではありません。

 

何せ、水曜には

 

・わかりやすいドッキリをちゃんと全て突っ込むことができるか?

・ホントのCMドッキリを疑わず最後までやり切ることができるか?

という矛盾した企画が混在することになってしまったのですから。

 

こうなってくると、どう対処するのが芸人として正解なのかわからなくなります。

 

ドッキリなのに突っ込めない、ドッキリじゃないのに突っ込んでしまう、

こんな失態を繰り返してしまっては、芸人人生、終末を迎えてしまいます。

 

 

芸人の皆さん、頑張って!