私の7割はエンタメでできている

発達障害と診断された自分がエンターテイメントに触れて、感動したことをレビューとして綴ります。

どこかで見たような、動物に育てられた人間の話。ポケットモンスターココ

先日、新型コロナウイルスの影響で上映延期していた

劇場版ポケットモンスターココ」

を観てきた。

 

(毎年、前売り券と劇場配布のポケモンデータゲットがメインなのはここだけの話)

 

さて、ポケットモンスターココ。

例年に比べて今年のタイトルはシンプルだなと思ったのだが、

 

これは、ゲーム版のポケットモンスターシリーズのタイトルである、

ポケットモンスター○○」に当てはめているのではないかと思ったのである。

つまり、“ポケモンのココバージョン“という事である。

 

劇中に登場するココという少年は、赤ん坊の時に両親とはぐれ、

 

今作に登場する新ポケモン、ザルードに拾われ育てられる。

 

ポケモンに育てられたココは自らをポケモンだと思い込み、ザルードを実の父親だと思い育った。つまり、ココはポケモンという見方ができる。

 

今回の映画はココというポケモンについて作られた作品という事なのかもしれない。

 

しかし、どうしても拭えない、既視感のあるストーリー。

 

人間が人間以外の何かに育てられ、ある日本物の人間と出会い、自分は何者なのかを問い、

 

自分の育った環境に悪知恵を持った人間を引き入れてしまう。

 

これ何だっけな?もののけ姫?ターザン?

 

 

そこに登場する人間以外が機械とポケモンになっただけ、といえばそうかもしれない。

 

気になった人はこの3作品、見比べてみてもいいかもしれない。