私の7割はエンタメでできている

発達障害と診断された自分がエンターテイメントに触れて、感動したことをレビューとして綴ります。

広瀬香美Youtubeの"新たな試み"を視聴した感想

 

 

3度目の緊急事態宣言下。

 

三度暇を持て余すことになってしまったので、

 

少しご無沙汰だった広瀬香美さんのYouTubeチャンネルを覗いてみたところ...

 

ご紹介はしたいと思えませんでした。

 

 ASMR、ルーティン動画、etc…、

マニアックな動画が時にバズりを見せることはありますが、今回の

 

「アーティストの創作活動を覗いてみた」

 

は、いかがなものでしょうか。

 

この動画の感想としては、

 

”これを許可した広瀬香美さんが優しくて心の広い良い人だ”

 

この一言に尽きました。

 

この企画ですが、

 

もし広瀬さん発案で積極的であればまだ良かったかもしれません。

 

しかし冒頭にもあるように、企画自体は広瀬さんをYouTubeでサポートしてきた

 

きよぴさんの発案のようで、広瀬さんのマネージャーも了承したということで、

 

それを広瀬さん本人に許可してもらうところから動画は始まります。

 

(この部分はカットで良かったなと個人的には思いますが)

 

そしてきよぴさんが頻繁に使っていた

 

「鶴の機織りが見たい」

 

というワードですが、この言葉は昔話の教訓を無視した少し心ない言葉に感じました。

 

誰しもどんな職業でも鶴の機織りは見たいものです。

しかし、それを見られたことでその後鶴はどうなったか…。

 

 

ワードセンスに欠けていると思ってしまいました。

 

 

それでも広瀬さんはいつもの笑顔で動画の準備を進めてくれます。

 

“何でもひた隠しにするアーティストは古い“と言われる時代になりましたが、商品として世に出す作品を作っているアーティストの仕事現場を撮影するというのは、

「ただの仕事の邪魔でしかないのでは?」と思いました。

アーティスト自身がそう考え実行することと、

三者が撮りたい、観たいと言ってアーティストがそれを了承するのとでは、動画とその時に携わっていた作品の価値が変わってきます。

 

撮られることで創作活動に多少の影響は入るわけですし、

この動画を公開した後に、広瀬さん本人のモチベーションにも

関わるかもしれません。

誰しも作業に集中したいときに、隣にずっと座られてじっと見られていると

集中なんてできませんよね?

 

百歩譲ってこの動画の改善点を挙げるとしたら、

  • ペットをメインにして、広瀬さんは足元だけ
  • 動画コンテンツ専用の曲作りをゼロから行ってもらう。

といったところでしょうか。

 

 

このようなプロのアーティストを軽視した動画が

人気にならないことを祈るばかりです。

 

今回は批判ばかりですみません。

 


 

 

今週のお題「おうち時間2021」